親子関係、夫婦関係で感じたこと、コミュニケーションの在り方について、
皆さんと「分かち合いたい」ことを伝えていきます。
幸せを感じる暮らしに近づくために、役立てて頂ければと願っています。
こっち向いてしゃべらないでくれ!
こっち向いてしゃべらないでくれ!
~ 心の整理 → あり方 → 関わり方 ~
2012.5.17
鈴木さんは、息子さんと考えが違うと、
“つい「息子はおかしなことにこだわっている」と思ってしまう傾向がある”
ことに気づけるようになりました。
最近では、自分の心のクセがわかったので、
息子さんのどんな話でも、受け止められる気がしてきたところでした。
ある日、鈴木さんの運転で息子さんと車に乗っていた時のことです。
「こっち向いてしゃべらないでと、言っただろう」
と言われてしまい、鈴木さんはがっくりされました。
Q. どういったことを考えられましたか?
A. 私とは面と向かってしゃべりたくないのではないか・・・
普段も、部屋のドア越しで話しているし。
Q. どういうことが、気になりますか?
A. まだ私のことを嫌っているのかなあ・・・
いつまで、このような状況が続くのだろうか・・・
このままだといつまでたっても、一緒に食事をしたり、話をすることができない。
一緒にくつろぐこともできない。
唾が飛ぶから嫌だと言っているので、しかたないかなぁとも思う。
Q. 息子さんがどうなってくれれば、少しは安心できますか?
A. 息子がリビング、台所を使っているときに、
自由に使えるようになれればと思います。
Q. 息子さんと台所やリビングで一緒に過ごせるようになったら、
どのような生活ができていそうですか?
A. 家の中の生活が楽しくなると思うんです。
一緒にテレビを見たり、鍋をつついたり、焼肉を食べたり・・・
「今」は二度とこないから、このままでは、もったいないと思うんです。
Q. 何を息子さんに求めているのでしょうか?
A. 今を大事に生きて欲しいんです。
Q. そのために、息子さんがどう思えることが大切でしょうか?
A. 一日一日を前向きに生きたいと思えること。
鈴木さんのモヤモヤが整理できました。
今度は息子さんが“その気”になれるような鈴木さんの「あり方」を
イメージします。
鈴木さんだったら、
自分はダメ、これしかできないと思ってしまうのは、
どのような人といるときですか?
◇ 認めてくれない人
◇ あるがままを否定する人
◇ 考えを押し付けてくる人
◇ 上の空で聴いている人
◇ すぐダメだしをする人
◇ 次々と要求してくる人
◇ けなしたり、無視する人
◇ 諦めにつながるような要求ばかりしてくる人
新しいことをやってみたい、楽しみたいと思えるのは、
どういう人といるときでしょうか?
○ 肯定してくれる人
○ 興味・関心をもって聴いてくれる人
○ 信頼してくれる人
○ 一緒に楽しんでくれる人
○ ほめてくれる人
どのような「あり方」で過ごせばいいのか、
しっかりイメージできました。
次は、実際の場面でどのように関わったらいいかをイメージします。
<場面>は、車の中で「こっちむいてしゃべらないでと言っただろう」と言われたとき
<想い>は、今を大事に生きてほしい
まず先日、どう関わったかを教えていただきました。
(ついやってしまう行動 ~習慣行動~)
=========================
父 「いや向いていないよ。斜めだ。」
と反論する。
子 「いつも言ってんだろう。」
ときつい口調で責められる。
父 「しょうがないなぁ」と心の中でつぶやく。
ここで会話がとぎれる。
鈴木さんの関心は「見てないのに・・・」と自己弁護でいっぱいです。
やりきれない気分になり、
「まだ自分のことを嫌っているんだ、いつまで続くのだろうか」
と落ち込みます。
息子さんとは、うまく関われない関係です。
もちろん、鈴木さんが望んだようにはなりません。
=========================
次は、親子ともども気分がよくなる関わり方をイメージします。
(お互いがしあわせを感じる行動)
父 「そうだね、気をつけるよ。」
と受け止める。
子 「わかっていればいいんだ」
父 「悪かったね」
話を戻して「さっきの話だけど・・・」
と続ける。
この時、鈴木さんの関心は、「息子さんが感じたことや考え」です。
息子さんの求めていることがわかるので、落ち着いてきて、
「会話を続けて楽しもう」と思えるようになります。
息子さんとの関係は、良好になります。
結果、鈴木さん自ら「今を大事」にできました。
鈴木さんの場合、息子さんに、ご自分を否定されると、
すぐにでも、ムカッと反発心が湧いてきます。
そういう自分がいることを認めることが、
ここまで整理して明らかにしたことができるかできないかの
分かれ目となります。
不安になったり、不満をもったり、責めたりする自分がいるとダメだと、
自分の中の一部分を否定しているときに、状況を変えることは難しくなります。
また自己否定している面を、子どもに見いだすと、
気になって気になって、そのことを責めたくなったり、正したくなります。
いい人でいたい気持ちはわかりますが、
私たちの中には、いろんな自分がいて当たり前なのです。
困った自分、嫌な自分、隠したい自分、
そんな諸々の自分をすべて抱え込み、受け止められるようになると、
子どもの全てを受け止められるようになります。
受止めることは、甘やかすこととは全く違います。
まずは、どんな自分でも受け止められたときの開放感を、
実感できますようにと願っています。
心のクセ「正さなければいけない!」
心のクセ「正さなければいけない!」
2012.5.10
5月2日づけ「息子の言葉にがっくり・・・」のその後です。
鈴木さんは、息子さんの話を、
どうしても聴けなくなるときがあります。
Q. 今回は、どういう話だったのでしょうか?
A. いつものように兄弟を責める話が始まり・・・
「恨んでいるし、殺したいくらいだ・・・
いない方がいいんだ・・・」
と言うのです。
Q. どういうことが、気になりますか?
A. その考えはいけないことだし、
直さなければ・・・と思ってしまう。
さらに兄弟の間の誤解を解かなければいけない・・・と。
このままでは、問題解決にならないと思うのです。
鈴木さんが言われることは、常識的にも道徳的にも「正論」です。
Q. 息子さんの話をとりあえず最後まで聴こうと思えないのは何故でしょうか?
A. このような考え方をやめさせないと永久にその考えに囚われてしまい、
そこから抜け出せなくなってしまうと思うんです。
そうなると、自分自身のことやこれからのことを考えられなくなります。
いつまでもこだわり、人のせいにして、動けなくなってしまうではないかと、
思ってしまいます。
Q. 鈴木さんの「聴く」のイメージは?
A. 言いなりになって、それを助長することのように思えてしかたありません。
鈴木さんの「聴く」のイメージでは、当然、話を聴くことはできません。
鈴木さんだけでなく、カウンセリングをスタートされた頃は、
皆さん、このように思われていらっしゃいます。
Q. どうであれば安心できそうですか?
A. 今なら支援できるから、自分のためにもなるやりたいことを
話してきてくれればいいと思っています。
Q. そうなったら、息子さんにどんなことを期待できますか?
A. 楽しい時間がもてるようになると思います。
自分の世界だけでなく、いろんな経験ができ、いろんな話ができ、
考え方も変えられると思います。
「今」は二度とこないから、このままでは、もったいないと思うんです。
Q. 何を息子さんに求めているのでしょうか?
A. 「今」を活き活きと楽しく過ごしてほしいんです。
Q. そのために、息子さんがどう思えることが大切でしょうか?
A. “今を楽しみたい”と思えることです。
鈴木さんのモヤモヤが整理できました。
このとき鈴木さんは気づかれました。
先日のカウンセリングで整理したときと同じことを、
息子さんに求めているということを。
先日は、息子さんから“将来なんか考えられない”と言われて、
「不安・焦り」でいっぱいになるので、
そういう自分がいることを受け止めて、
息子さんと関わっていこうとイメージしました。
今回、鈴木さんは・・・
息子さんが「道徳に反すること」や「人のせいにすること」を言うと、
正義感が活躍しだし、
「不満・不快」な気持ちでいっぱいになることに気づきました。
カチンときて、息子さんの話を聴けなくなります。
「不満・不快」を受け止めることがテーマになります。
私たちは自分特有の感じ方“心のクセ”を
知らず知らずのうちに育ててきてしまいました。
自分の“心のクセ”を知ると、
“不満”“不快”、そして“不安”“焦り”“モヤモヤ”などの否定的感情が、
どういう場面で起こりやすいかがわかるので、
受け止めやすくなります。
まずは自分にある否定的感情を認めること。
次は、その感情を受け止めること。
そうしたら、冷静に起きている状況を受け止められるようになります。
自分を受け止められるようになったら、
人との関係が劇的に変化します。
しあわせの質が全く変わってしまいます。
そんな体験をわかちあっていきたいと願っています(*^_^*)
学校へ通える?
学校へ通える?
~ 心の整理 → あり方 ~
2012.5.8
佐藤さんの息子さんは、中学2年生から学校を休みがちになり、
中学3年生では、ほとんど通学していませんでした。
現在は、不登校だった子ども向けカリキュラムが充実している
高校に通学しています。
息子さんから時折「たいした学校じゃないんだ」という発言があると、
佐藤さんの心はザワザワしてしまいます。
Q. それを聴いて、どういったことが気になりますか?
A. 想像していた以上に勉強してこなかった人がいて、
もういやだなぁとやる気を失っていくのではと心配です。
一方、テストが満点近くの人もいて、成績が下のほうになると、
自信がなくなってしまうのではと不安になります。
見下していた学校に入ってしまったことで、
もう這い上がれないと思い込み、
どうでもよくなってゲームばかりの毎日になるのでは・・・
と気がかりです。
Q. 息子さんがどうであれば、少しは安心できますか?
A. わからない部分があったら、そこを勉強していこうと思えれば、
安心して見守っていられそうです。
Q. そうなったら、息子さんは、どうなっていると思われますか?
A. 前向き、上向きになって、積極的になっていると思います。
Q. 何を息子さんに求めているのでしょうか?
A. 今の学校生活全体を楽しんでほしいんです。
Q. そのために、息子さんがどうなりたいと思えることが大切でしょうか?
A. 楽しみたい!ワクワクしたい! と思えることです。
佐藤さんの不安が整理できました。
今度は息子さんが“その気”になれるような佐藤さんの「あり方」を
イメージします。
佐藤さんだったら、どういう人といるときに、
何もかも面倒臭くなったり、やる気がなくなりますか?
◇ 暗い人
◇ つまらない人
◇ グチが多い人
◇ 何かやろうとすると「お金がいるね」と否定的なことばかり言う人
◇ 「いつ地震がくるかわからない」と
こちらのエネルギーを吸い取ることばかり言う人
◇ 投げやりな話、あきらめばかり言う人
◇ 人と比べる人
では佐藤さんは、どういう人といると、
ワクワクして何かやりたくなったり、楽しいことをしたくなりますか?
○ 親身にこれからのことを聴いてくれる人
○ お得情報や楽しい話をしてくれる人
○ ごほうびをくれる人
○ 存在そのものを喜んでくれる人
○ 認めてくれる人
親が日頃からどういう「あり方」でいればいいのかがはっきりしました。
具体的には日常生活で、明るい一言を添える会話を意識することにしました。
決して詮索にならない一言です。
たとえば・・・
母「学校どう?」
子「復習だから・・・」
もう一声かけます。
母「ゆとりね。」
子「遊んできた」
母「何人ぐらいで遊んだの?」
子「6~7人」
ここで終わらせないで、
母「いろんことを楽しめそうね。」
ほんの少しの変化かもしれません。
しかしこの小さな変化が、やがて大きな変化をもたらすのです。
私たちは、気分がよくなると、
やる気になり、その気になり、本気になり、
気づいたら行動しています。
生活を豊かにする言葉を表現することは難しくはありません。
習慣になっていないと、ストレスを感じますが、
言葉による影響を考えると、
どんな言葉を使って過ごすのか・・・
どのように表現して暮らすのか・・・
意識していきたいと思っています。
日本語は、1万年を超えて生き抜いた数少ない言語だそうです。
山上憶良が万葉集で、日本語の素晴らしさを詠んでいます。
「神代より 言ひ伝て来らく そらみつ 大和の国は
皇神の 厳しき国
言霊の 幸はふ国と 語り継ぎ 言い継がひけり」
昼夜逆転でいいの!
昼夜逆転でいいの!
~ 心の整理 → あり方 → 活かし方 ~
2012.5.5
田中さんは、カウンセリングを受けてから、1か月が経ちます。
少しずつ息子さんの変化を感じられるようになりました。
息子さんは、言わなくても、自分で気づいて手伝ってくれるようになりました。
「お茶入ったよ」と声をかけたら、
「どうも」と返事をしてくれます。
以前は、返事もなく黙って飲んでいました。
息子を認める言葉をかけたら、
ゲームの話から、学校時代の話になり、
色々な話をしてくれました。
しかし昼夜逆転は続いているので気になってしかたありません。
Q. どういうことをスッキリさせたいのでしょうか?
A. 起きてこないことが気になって、イライラしてしまいます。
Q. 気がかりなことは何でしょうか?
A. 早く起きれば、ハローワークに行くこともできるし、
何かしようと思えば、時間にゆとりをもってできるけど、
遅く起きてくると何もできません。
眠れないと言っているけど、結局昼近くまで寝ているから、
睡眠時間は十分に取れているわけです。
早く寝ればそれだけ、朝も早く起きられます。
早く起きられれば、頭もスッキリするし、1日が長くなります。
1日の過ごし方を考えられるようになると思うんです。
Q. どうであれば安心できそうですか?
A. こちらが出かけるとき、昼食のことで声をかけるんです。
返事をしてくれれば、あとは本人に任せ、安心できるんです。
Q. 返事をしてくれるようになって、期待できることは何でしょうか?
A. 食事がしっかりとれるようになるので、前向きに意欲的になれると思います。
Q. 何を息子さんに求めているのでしょうか?
A. もっと毎日が楽しいなぁと思って過ごしてほしいんです。
Q. そのために、息子さんがどう思えることが大切でしょうか?
A. もっと楽しみたい! 何かワクワクすることをやってみたい!
と思えることです。
田中さんのモヤモヤが整理できました。
今度は、息子さんがそう思えるような田中さんの「あり方」をイメージします。
田中さんだったら、どういう人といると、
つまらない、何もしたくないと思うようになりますか?
◇ 人の話を聴けない人。
◇ 自分の話ばかりする人。
◇ やる前からダメ出しをする人。
◇ 無反応・無関心・無視する人。
では、どういう人といると、
ワクワクすることをやってみたいと思えるようになるでしょうか?
○ ワクワク楽しくなることをしている人。
○ 好奇心あふれる人。
○ 楽しい話をしてくれる人。
○ 経験してきた中で良かったことを勧めてくれる人。
○ 小さなことでも、できることをほめたり感謝する人。
○ 明るい言葉をつかう人。(うれしい、楽しい)
息子さんに対して、どのような「あり方」で過ごせばいいのか、
しっかりイメージできました。
今度は日常生活の中で、「あり方」を活かせる場面をイメージします。
○ 田中さんが、午前中に出かけときに書く置手紙には、
明るい言葉、明るいイメージが広がる言葉を、
意識して使う。
たとえば、
「お昼はタケノコご飯を用意しました。
春を感じてね。」
○ 息子が選んだものに対して否定しない。
たとえば洋服だったら、いきなり
「似合わないんじゃないの」ではなく、
「こっちがいいんじゃない?」でもなく、
「これはどうかしら?」と声をかける。
○ 彼が得意なことを話し始めたら、
楽しそうに、笑顔で相づちをうちながら聴く。
○ 手伝ってくれたとき、
「ありがとう、助かるわ。」
「ありがとう、お陰で好きな番組をゆっくり見れるわ。
この番組は、週に1回のお楽しみなの。」
如何でしょうか?
このように話しかけていたら、自分まで明るい気持ちになってきます。
表情もほころんできます。
“笑顔”の人といるときと、
“暗い顔”や“しかめっ面”の人といるときでは、
気分が全く違います。
どちらで過ごすのか・・・1週間、2週間、1ヵ月したら・・・
家庭の中の雰囲気が全く違ってきます。
親が家庭の雰囲気を明るくすることは十分にできます。
明るい雰囲気からは、前向きな気持ちが育ちます。
ここで理解しておいてほしいことは、
このように整理したことは頭で理解したことなのです。
現実「朝、息子が起きてこない」場面では、
「このままでどうなるんだろう」という
“不安”や“怖れ”が、わいてきます。
“不安”“怖れ”がわいてきたら、
「私はこのように感じるのよね。」
と、“不安”“怖れ”を受け止めます。
受け止めれば落ち着くので、イメージしたようにできます。
日常生活の何気ない積み重ねが、私たちの心に大きな影響を与えます。
日々の暮らしを積み重ねる大切さを意識しながら過ごしたいと思います。
夫の批判から子どもを守らなきゃ!
夫の批判から子どもを守らなきゃ!
~ 心の整理 → あり方 → 関わり方 ~
2012.5.4
鈴木さんのお嬢さんは、好きなことなら、
積極的にできるようになりました。
いろんなアイデアが湧いてきて、あれこれ工夫したり、
ワクワクする時間が増えてきました。
好きなことをして帰宅した日は、疲れていても、
心地よい疲れのようで、
その日の出来事をたくさん話してくれます。
そのような状況を、ご主人はにがにがしく思っていました。
先日、ご主人と鈴木さんが二人きりになったとき、
堰を切ったように、
「まゆみは、何をしているのか!
通信講座をやると言っていたが、取り組んでいる様子がみられない。
やっていることは、好きな事だけじゃないか!」
と、言い始めました。
Q. どういうことが、気になりますか?
A. 夫の疑問に十分に答えられないことです。
答えられないと、夫は“娘はうまくいってない”と思い始め、
「困ったことだ・・・」と不機嫌でリビングに居続けます。
Q. どうであれば安心できそうですか?
A. 娘は、好きなことに取り組んでいることで、
少しずつ前向きになっていることを理解してもらえたらと思います。
Q. 理解してもらえたら、ご主人はどのようになれると思われますか?
A. 今やっていることで元気になって、
いずれは仕事も出来るようになるんだと見守れるようになれると思います。
Q. 何をご主人に求めているのでしょうか?
A. 私と一緒に娘を見守り、支えてほしいんです。
Q. そのために、ご主人がどう思えることが大切でしょうか?
A. 一緒に娘を支えていきたい。見守っていきたい。と思えることです。
鈴木さんのモヤモヤが整理できました。
今度は、ご主人がそう思えるような鈴木さんの「あり方」をイメージします。
「自分だったら、どういう人をイメージするか」を
教えていただきました。
一緒になんかやりたくないと思うのは、どういう人でしょうか?
◇ 自分の考え通りにやらせたがる人。
◇ 不機嫌な人。
◇ 聴く耳をもたない人。
◇ 必要以上に深刻になる人。
では、協力したくなるのは、どういう人でしょうか?
○ 話しやすい人。
○ 聴き上手な人。
○ 穏やかに受け止めてくれる人。
○ 共感してくれる人。
○ 折り合える人、譲り合える人。
○ 歩み寄れる人。
ご主人に対して、どのような「あり方」で過ごせばいいのか、
しっかりイメージできました。
次は、実際の場面でどのように関わったらいいかをイメージします。
<場面>は、「今、何しているんだ。通信講座はやっているのか!」と
不機嫌そうに言ったとき。
<想い>は、一緒に娘を見守り、支えていってほしい。
まず先日、どう関わったかを教えていただきました。
(ついやってしまう行動 ~習慣行動~)
=========================
妻 「あなたがいるときは、やっていないけど、
昼間、やっているのよ!」
と、理解のない夫を責めた。
夫 「そうは思えない。」
と反論してきた。
妻 「やってるわよ。」と言い返した。
その後、ご主人は、「常識的に考えて、働いていないのはおかしいだろう」
などなど、自説を繰り広げた。
鈴木さんは、「なんとしてでも主人の攻撃から、娘を守らなきゃ」と
自分に関心が向いていました。
いや~な気分になり、
「そんなこと言われても・・・」
と黙ってしまいます。
ご主人とは、わかりあえない関係です。
もちろん、鈴木さんが望んだようにはなりません。
=========================
次は、親子ともども気分がよくなる関わり方をイメージします。
(お互いがしあわせを感じる行動)
妻 「あなたがいるときにやっていないから、
心配になると思うわ。昼間やっているのよ」
と思いやりをもって受け止める。
夫 「そうは思えない」
と自分の気持ちを正直に言う。
妻 「目の前でやっていないと、そうは思えないわねぇ」
と、共感しながら受け止める。
その後、自説を展開されるご主人の気持ちに寄り添い、
共感しながら、話を聴きます。
この時、鈴木さんの関心は、「ご主人の心配」です。
鈴木さんは、ご主人のことがわかってくるので、落ち着いてきます。
ご主人のことを
「娘のことをとっても心配してくれているんだなぁ。
一緒に考えていけるなぁ。」
と思えるようになります。
ご主人との関係は、良好になります。
結果、協力しあえるようになります。
鈴木さんは、ご主人から常識的な正論を言われると、
娘をダメにされるのではないかと「不安」が湧いてきて、
「娘を守らなくっちゃ!」と身構えます。
「不安」に気づけば、ご主人の話を受け止められますが、
気づかないと
「こんな不機嫌な夫は、娘に何を言うかわからないから、
娘と二人きりの時間を作らないようにしなくちゃ。」
と思い始め、ご主人から娘を守ろうとします。
ますますご主人は、お嬢さんの様子がわからなくなり、
心配になり、鈴木さんにあれこれ言い始めます。
「不安」に気づかないと、悪循環が始まります。
「不安」に気づいたら、慣れ親しんだ行動をとるのか、
お互いが協力しあえるような行動をとるのか、
選ぶことができます。
「不安」は、いい気分ではないため、
蓋をして気づかなかったことにしたい感情ですが、
なかったことにしたり、すり替えたり、曖昧にすると、
延々と望まない状況を、私たちにもたらします。
勇気をだして、「不安」を受け止めて、
「しあわせ」を実感できますようにと、いつも願っています。
息子の言葉にがっくり・・・
息子の言葉にがっくり・・・
~ 心の整理 → あり方 → 関わり方 ~
2012.5.2
鈴木さんの息子さんは、
積極的に色々なことに取り組んでこられましたが、
あるときから、うまくいかなくなり、現在、家で過ごしています。
困り果てた鈴木さんは、保健センターのすすめもあり、
昨年夏からワークショップに参加され、
今年の春からはカウンセリングも受けられるようになりました。
この頃、「聴く」コツが少しわかりかけてきました。
息子さんとの会話は、ギスギスしたものばかりではなくなり、
ときには、穏やかな会話もできるようになりました。
話しやすくなった息子さんは、心の内を吐露しました。
「“何にもできない”と、親父に言えて楽になった」
これを聴いた鈴木さんは、もう将来が考えらないと、
ガックリされました。
Q. どういうことが、気になりますか?
A. これからどうするんだろう・・・
前向きに動こうと感じられない・・・
これでは、いつまでも解決しない・・・
何で自分の力で生きていこうと考えないのか・・・
人に頼らず、自分でやって、それから人を頼る。
自分で出来る範囲のことはやってほしい。
やれない分を支援してもらうという気持ちでいてほしい・・・
ここまで話をされた鈴木さんは、ぽつりと言われました。
「私の価値観からしか考えていませんね。」
Q. ご自分の価値観を譲ったら、何が起こりそうですか?
A. ずっとこのままになってしまうのではないか・・・
ひきこもりのままになってしまいそう。
Q. ひきこもりを避けて、どういう状況を求めていますか?
A. 息子は、不満や怒りに満ちている。
不満や怒りの生き方ではなく、楽しく生きてほしいんです。
Q. どうであれば安心できそうですか?
A. 明るい表情で、楽しい雰囲気がみられるようになればと思います。
Q. そうなったら、息子さんにどんなことを期待できますか?
A. 前向きになっていると思います。
Q. 何を息子さんに求めているのでしょうか?
A. 明るく楽しく、自分で人生を切りひらいて歩んでほしい。
Q. そのために、息子さんがどう思えることが大切でしょうか?
A. 楽しみたい。前進したい。
鈴木さんのモヤモヤが整理できました。
今度は、息子さんがそう思えるような鈴木さんの「あり方」をイメージします。
「自分だったら、どういう人をイメージするか」を
教えていただきました。
どういう人といると、無気力になり何もしたくなくなるでしょうか?
◇ しかめっ面の人。気難しい人。
◇ 否定する人。
◇ すぐ意見を言ってくる人。
◇ 話を聴いてくれない人。
◇ 先へ先へと急ぐ人。
◇ 次々高いハードルを言ってくる人。
「その後、どうするの?」
「次は、こうだよね。」
◇ イライラしている人。
では、どういう人といると楽しくなり、何かやってみたくなるでしょうか?
○ 受け止めてくれる人。
○ 明るく肯定してくれる人。
○ 何でも聴いてくれる人。
○ ニコニコしている人。
○ 安心していられる人。
○ 穏やかな人。
息子さんに対して、どのような「あり方」で過ごせばいいのか、
しっかりイメージできました。
次は、実際の場面でどのように関わったらいいかをイメージします。
<場面>は、「“何もできない”と言えて、楽になった」と息子が言ったとき。
<想い>は、明るく楽しく人生を歩んでほしい。
まず先日、どう関わったかを教えていただきました。
(ついやってしまう行動 ~習慣行動~)
=========================
父 「そうか・・・」
とガッカリした。
子 「親父は将来よりも、何で、現状の問題を
解決しようとしないのか?」
と反論してくる。
父 「難しいんだよね。」と息子を否定する。
子 「難しいと言われても困るんだよ。」
その後、延々と息子さんから責められ続けました。
鈴木さんは、「自分の中の不安と焦り」に囚われていました。
「先が見えないなぁ」とガックリしました。
息子さんとは、平行線の関係です。
もちろん、鈴木さんが望んだようにはなりません。
=========================
次は、親子ともども気分がよくなる関わり方をイメージします。
(お互いがしあわせを感じる行動)
父 「言えたことで楽になれたんだね。」
と穏やかに受け止める。
子 「やっとわかってくれたか」
と安心する。
父 「中々わからなくて、ごめんね」
と、これまでのことを謝る。
その後、息子さんは心の内を素直に話されることでしょう。
その話を、穏やかに受け止めます。
この時、鈴木さんの関心は、「息子さんの胸のうち」です。
鈴木さんは、穏やかな気持ちになり、
「話してくれてありがとう」
と自然に受け止めます。
息子さんとの関係は、良好になってきます。
結果、息子さんは、以前よりスッキリします。
鈴木さんは、息子さんから“将来なんか考えられない”と言われると、
「不安・焦り」でいっぱいになります。
「不安・焦り」が湧いてくる自分がいることを認めるだけで十分です。
認めたら、今シミュレーションした「しあわせを感じる行動」に
チャンレンジします。
そこで「なるほど・・・こうすればいいんだ」とすっきりすれば、
次回から、このまま関わればいいし、
モヤモヤしたら、もう一度、モヤモヤに向き合い整理します。
「不安・焦り」は、速やかに手放したくなります。
慌てて手放すと、「不安・焦り」をもたらした相手に、
「イライラ・反発」として、ぶつけてしまいます。
相手は驚き、不快感をあらわにし、その不快感を何倍にもして、
投げ返してきます。
この繰り返しには、出口が見えません。
互いを傷つけるだけです。
不安・焦り・モヤモヤなどの否定的感情は、
自分の中の大切な「想い」へアクセスできる入り口です。
否定的感情を曖昧にしたり、無かったことにしないで、
必ず、向き合い整理します。
整理したら、自分の中のきらきら輝く「想い」に出会えます。
「想い」は、いつでも、私たちに気づいてほしいと願っています。
つい欲がでてしまう・・・
つい欲が出てしまう・・・
~ 心の整理 → あり方 → 関わり方 ~
2012.5.2
4月25日(水)ハーモニーワークショップで、
とりあげたテーマを、みなさんとシェアしたいと思います。
「はえば立て、立てば歩けの親ごころ」
とはよく言ったもので、
私たち親は、子どもに対して、
「どこまでもどこまでも果てしない欲望を持っているね!」
という話で、スタートしました。
今日、テーマを提供してくださったのは、
19歳の息子さんのお母さんです。
Q. この状況でモヤモヤされることは何でしょうか?
A. いろいろ話してくれて、考えも言ってくれて、
筋トレしてたくましくなってきました。
ここのところずっと外に出ていないので、そろそろ出てほしいなぁ。
せめてコンビニくらいには行ってほしいと思うんですが・・・
出かける様子がありません。
Q. 今の状況のどういうことが、気がかりなのでしょうか?
A. 外出しないので、家族だけの生活になっています。
外に出て違う刺激があると、違うことに興味を持てて動けるかもしれない・・・
マンネリ化しているので、このままだとずっとこの状況が続きそう。
息子は、コミュニケーションのリハビリと言ってスカイプで、
誰かと話しているようだが・・・ こんなんでいいのだろうか。
何かをやってみようかなぁ、と意欲がみえないのが心配。
Q. 息子さんが、どうであれば安心できそうですか?
A. 定期的に外に出かけてくれれば安心です。
Q. 定期的に外出するようになったら、息子さんにどんなことを期待されますか?
A. 積極的に何事にもチャレンジできるようになれると思います。
楽しいことがいっぱいあるのだから、外に行くことで羽ばたけると思うんです。
Q. 何を息子さんに求めているのでしょうか?
A. 活き活きと過ごしてほしい。イキイキ・ワクワク!
Q. そのために、息子さんがどうなりたいと思えることが大切でしょうか?
A. もっと楽しみたい! もっとワクワクしたい!と思えること。
お母さんのモヤモヤが整理できました。
今度は、息子さんが“その気”になれるようなお母さんの「あり方」を
イメージします。
「自分だったら、どういう人をイメージするか」を、
みなに出しました。
どういう人といると、気分が悪くなり、
やる気がなくなってしまいますか?
◇ 乱暴なものの言い方をする人。
◇ 上から目線で、見下す人。
◇ 遠まわしに否定してくる人。
「普通はこうでしょ?」
「普通はこんなことしないでしょ。」
「そんなことって考えられないわ。」
◇ 命令する人
◇ 決めつけてくる人。
◇ 考えを押し付けてくる人。
◇ 無視する人。
では、どういう人といるとワクワクしますか?
○ 自分を大事にしてくれる人。
○ 尊重してくれる人。
○ 変化に気づいてくれる人。
○ 興味のあることを聴いてくれる人。
○ ほめてくれる人。
○ 関心をもってくれる人。
○ 認めてくれる人。
○ 共有できることのある人。
○ 心底、わかってくれる人。
息子さんに対して、どのような「あり方」で過ごせばいいのか、
しっかりイメージできました。
次は、実際の場面でどのように関わったらいいかをイメージします。
<場面>は、お天気のいい日に家にいて、筋トレをやっている息子が、
「有酸素運動が必要だ」と言ったとき。
<想い>は、活き活きワクワク過ごしてほしい。
まず先日、どう関わったかを教えていただきました。
(ついやってしまう行動 ~習慣行動~)
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母 「走るのも散歩もいいし、付き合うわよ。」
と、アドバイス。
子 「いいや」
母 「あっそう、残念。」とがっくりくる。
話題が変わり、有酸素運動の話は終わる。
お母さんは、自分の希望「外に出てほしい」に関心が向いています。
あっけなく終わった会話にモヤモヤしながら、
「外に何で行かないのかな?」
と考えています。
息子さんとは、悪くもないけれども良い感じでもない関係です。
お母さんは、「チャンスを活かせなかったわ」と、
どよ~んとした気持ちで過ごします。
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次は、親子ともども気分がよくなる関わり方をイメージします。
(お互いがしあわせを感じる行動)
母 「有酸素運動ってどういうことするの?」
子 ネットで色々な情報を知っている息子さんは、
知る限りの情報を話します。
母 楽しそうに、相づちをうちながら、笑顔で聞きます。
どんどん、息子さんは語りだします。
この時、お母さんの関心は、「息子さんの考えや願望」に向いています。
息子さんは話しているうちに、楽しくなり、
その気になり「やってみようかなぁ」と思えるようになります。
息子さんとの関係は、友好的になってきます。
いい関係は、お互いを元気にしてくれます。
結果、息子さんもお母さんもワクワクしてきます。
お母さんの中に、「外に行かせたい!」という“焦り”があるので、
息子さんが、外出につながりそうな話をしだすと、
先走ってアドバイスをしたくなります。
そのため、息子さんがどんなことを考えているのか、
聴くチャンスを失ってしまいます。
どんな場面で“焦り”が出そうかが、わかっていれば、
落ち着いて、息子さんを受け止めることができます。
今日は欲深い親(笑)が集まったワークショップでしたが、
終わる頃には、皆、スッキリしました。
私たち親は、“子どものしあわせ”をいつもいつも願っています。
そのためには、欲深くなってしまうのです(*^_^*)
私は娘の使用人ではない!
私は娘の使用人でははい!
~ 心の整理 → あり方 → 関わり方 ~
2012.5.1
山田さんのお嬢さんは、1年前まで不登校だったのですが、
今では当たり前に登校しています。
今年は、歓びと共に桜の季節を迎えました。
ところが毎朝、ご機嫌の悪いお嬢さんには、イライラすることがあります。
ときには、爆発しそうになることもあります。
Q. 問題は何でしょうか?
A. 朝、自分でもってくればいいのに
「洋服を持ってこい!」と命令してくるのです。
Q. どういうことが、気になりますか?
A. 自分で出来ることを、私に頼まないでほしい。
毎朝のことで、わかりきっているんだから、そのくらい自分でやってほしい。
このまま甘やかして大丈夫か不安になってくる。
私を召使だと思っているんじゃないかと不愉快。
私だって、一生懸命にお料理を作ったりしているのに、
そのことがわかっているのかしら・・・
Q. 今の状況が、どうであれば安心できそうですか?
A. 笑顔で「おはよう!」とさわやかな朝を迎えられたらいいなぁ。
Q. そうなったら、お嬢さんにどんなことを期待できますか?
A. 学校も楽しんでいるんだろうなぁと思えるし、
前向きで自信があって、元気な力を感じられる。
Q. 何をお嬢さんに求めているのでしょうか?
A. 安心して家族の中で過ごしてほしい。
そうしたら自信も持てると思う。
Q. そのために、お嬢さんがどう思えることが大切でしょうか?
A. 家族と一緒にいるとくつろげる、安らげると思えることです。
お母さんのモヤモヤが整理できました。
今度は、お嬢さんがそう思えるようなお母さんの「あり方」をイメージします。
「自分だったら、どういう人をイメージするか」を
教えていただきました。
どういう人といると、窮屈でイライラし、ストレスになるのでしょうか?
◇ 頭ごなしに言う人。
◇ 理由も聞かずに言ってくる人。
◇ 嫌味を言う人。
◇ 一方的に上から目線で言う人。
では、どういう人といるとくつろげて、安らげて、ホッとするでしょうか?
○ 「そうね」と共感してくれる人。
○ 励ましてくれる人。
○ 笑顔でいる人。
○ 聴いてくれる人。
○ 肯定してくれる人。
○ 受け入れてくれる人。
お嬢さんに対して、どのような「あり方」で過ごせばいいのか、
しっかりイメージできました。
次は、実際の場面でどのように関わったらいいかをイメージします。
<場面>は、朝から娘が、「洋服もってこい!」と言ってくる。
<想い>は、安心して家族の中で過ごしてほしい。
まず先日、どう関わったかを教えていただきました。
(ついやってしまう行動 ~習慣行動~)
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母 「ハイハイ。」二度返事でとりあえず持ってくる。
不愉快な気持ちが、表情に出ているかも…
子 「ありがとう」と、ちょっと申し訳なさそうに、バツが悪そうに言う。
母 「はい朝ごはん。」と着替えたら、事務的に言う。
お母さんの頭の中は、「娘に使われた」ことでいっぱいです。
気分は悪いし、
「こんなの毎日やっていて大丈夫だろうか?」
と考えこんでしまいます。
お嬢さんとは、ぎすぎすした関係です。
もちろん、お母さんが望んだようにはなりません。
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次は、親子ともども気分がよくなる関わり方をイメージします。
(お互いがしあわせを感じる行動)
母 「持ってくるね。」と受け止める。
子 「ありがとう」とバツ悪そうに言う。
母 「ぐっすり眠れた?」「すっきり目覚めてる?」
など、娘を思いやります。
子 「ちょっと疲れているけど大丈夫」と素直に言ってきます。
この時、お母さんの関心は、「お嬢さんの心の状態」に向いています。
話しているうちに、落ち着いてきて、
「今日も一日元気で過ごせるといいなぁ」と優しい気持ちになります。
お嬢さんとの関係は、良好になってきます。
結果、お嬢さんは安心して過ごせるようになります。
お母さんは、お嬢さんから大事にされたいので、
命令されるとムカッときて、つい嫌味を言いたくなります。
嫌味を言われたお嬢さんは、ますます、自分の気持ちとは裏腹な表現をします。
お嬢さんの言葉は命令口調ですが、心の中は・・・
「お母さん、大好き。いつもいつも私のことを愛していてね。」
お嬢さんが生きてきた歴史のなかで、
「お母さんに愛されていないのでは・・・?」と
思ってしまう出来事が重なったのかもしれません。
お母さんからの愛に確信がもてるまで、
繰り返し、お母さんの愛情を試すことでしょう。
決して、お嬢さんの言葉に反応してはいけません。
「不愉快」という否定的な感情は、
自分の大切な想いを知らせるシグナルにすぎません。
不愉快な気持ちを整理して、
自分の「想い」を明らかにして、
子どもと向き合うことが、子どもとのすれ違いをなくします。
素直なコミュニケーションは、
想いを素直に伝える言葉からスタートします。
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